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武装錬金 第53話:夜が明けたら
:いやもう、今回は萌えとか燃えとか凄いんですけど。んじゃまあ順番に。

:扉絵が48話とほぼいっしょのような…てかあれか?カズキの現状を表してるんか?もしかして。
今回の扉絵だと黒い核鉄沈黙状態だし。
しかし最近煽りの文章がいい感じだなぁ、うむ。

:サンジェルマン病院、再登場。そして桜花先輩再登場!
単行本4巻で再登場匂わしたとたんの再登場ですか、いやっほー。で、秋水先輩は?
「持病の夢遊病」なんちゅー言葉がさらりと出る桜花先輩萌え(何
いや、てか桜花先輩いまだに入院してたのか…結構長くかかったのね。
:てか病院での「やっぱり処分された様だ」って発言から鑑みるに、検査の時にゃ既にある程度処分の方向に進む可能性もあったってコトなんだろうねぇ…カズキが報われないよ、元に戻れる事を信じて検査とかうけていただろうにさ。
:でも桜花先輩のカズキへの気持ちってどんなものなんだろうねぇ?個人的には恋愛感情基準ではないと思うのだけど。
助けたいという気持ちは、助けてもらった恩人への恩に報いたいっちゅー気持ちに準じているんじゃないかと。どうよ?

:場面は変わって斗貴子さんサイド、あー…カズキマジに呼吸停止なんですか…うあー…。
そして、斗貴子さんが…斗貴子さんが…人工呼吸しようとしたー!!気道確保しなくていいのか?とか細かなツッコミはこのさい無視。
カズキの胸元に置いた手とか、うっはーうっはー。和月先生が本当にこんなシーン描いてくださるとは思いもしませんでしたよ、いやっほー。…カズキ意識ないんだけどさ。
そして速攻で阻止する剛太くん萌え、てかなに斗貴子さん持ち上げてるんだよ、可愛いじゃないかよ。斗貴子さん軽過ぎるよ、なんか人形さんみたいだよ。
そしてそして…うっはー、斗貴子さんの唇を護る為(笑)自ら人工呼吸をやると名乗り出る剛太くんに萌えー。てか泣くほど嫌がるなよ、可愛いのう。
ああもう、本当に剛太くんが可愛いですよ。萌えるのですよ。そして剛太くんの思いは斗貴子さん一直線なのですよ。
んでもその斗貴子さんが完全にカズキしか見てないところも萌え、この報われなさがたまらん<ひでえ
でも、本当に斗貴子さんは恋する乙女になったよなぁ…としみじみ。

:ま、そんな剛太くんのファーストキスもカズキンのエネルギードレインで護られたわけなんですが(違
いやその、カズキンが無意識の内に剛太くんからの人工呼吸を嫌がったとか考えると非常に微笑ましいシーンになるんですが!<いや、ならないから。絶対に違うから。

:あー、真面目に。前回の感想ん時に「死んだくらいじゃ死なない気が」とか言ってたんですけど、作中でも「殺した程度じゃ死なない」と言及されてしまいましたよ。
これ…本気の化物扱いだよなぁ。つらー…。
てか、自動的に黒い核鉄作動って事はヴィクター化は静かに進行してるって事なんですかね。あー…。
(というか、解釈的には『黒い核鉄自身が媒体としてのカズキを生かす為にエネルギードレインを発動してる』という見方もできるのだけど。そうすっと黒い核鉄自体が生きてるみたいで不気味っぽいな)

「カズキをこんな風にしたのは私だ」
「カズキを化物と呼ぶなら
 私もそう呼べ」

…斗貴子さん、あっさり覚悟完了。完全に戦団よりもカズキを選びました。
そして夜が明けたら二人で向かおうと、全ての始まりとなったあの場所へ。と。
ここで斗貴子さんがカズキに埋めた核鉄を何故に持っていたのか?という伏線解消への展開がきましたよー!…いやまあいつかはくるだろうとは思ってましたが。とりあえずなぜに黒い核鉄が偽装されてたのか?とか色々ありそうだしね。
でもまあとりあえず場所移動なだけでしょうし、実質的な伏線解消はもう少しお預けなんでしょうが。でも楽しみだー。
ところで始まりの場所って、斗貴子さんが銀成市に来る前に行ってたミッションの時の場所なんでしょうかねぇ。

あー、ところで斗貴子さん?二人で向かおうって、完全に剛太くんout of 眼中ですか。
あとカズキが目を覚ますまでエネルギードレインさせっぱなしって、流石にヤバイと思いますよ?体力的に。

:場所は変わってブラボーサイド。
こっちも面白い展開がきました!前回名前だけ登場の戦士長・火渡がきましたよ!!
おおお!炎に包まれて、なんか派手でやんちゃっぽくていい感じー。とりあえず焔の武装錬金とか多くの人が言いそうなネタを言っておこう。
そしてもう一人、戦士千歳さんー!クールな女性戦士ー!!いやっほー。なんだか真面目そうな女性で素敵。
これで武装錬金がえらい凶悪なものだったら燃えるのですが!いやマジに。ギャップ萌えカモン。
二人ともなかなか素敵な造形のキャラクターでございますよ、とりあえず様子見ですが。
:あー、ブラボーやっぱ突っ込まれてるよ。前回の時に相当数突っ込み入れたであろう「なんでカズキをそのまま海に捨ててるんだよ」に関して。
一応千歳さんは「事故死に見せたいんでしょ?」って事言ってるんですけど、でもそれって千歳さんの意見であって実際ブラボー自身は本当はどうしたかったのか言ってないんだよなァ。
なんで個人的にはやっぱブラボーの思惑はどっか別の所にある説をおしたいと思うのですが。でもとどめは一応さしてるんだよなァ。やっぱブラボーの考えがちょっと読めない、うむう…。
:ブラボーと火渡と千歳さんは過去に同じ部隊にいたのですか、照星部隊だそうですか。ではそのうち対になった照門部隊とか出てきますか?
てかブラボーと千歳さんって過去に恋仲だったとかそんな展開がありそうだなぁ…。

:そしてカズキを『退治』するための『再殺部隊』が結成されましたか…てか、それよりもヴィクターの方はほっとくんですか?とか思うのですが、だってカズキはとりあえずきちんと説明すればおとなしくしてると思うのですよ?
なのになんで化物扱いとか退治とか…あうう、こんなに良い子なのに。もう泣くしか。
あ、でもヴィクターIIIとかの微妙なコードネームはちょっと燃えたんですが。いや、好きなんよ。そういうベタな展開。
…ま、多分ヴィクターとカズキの両方を一気に相手にするよりも現状でとりあえず弱いほうから潰してこうって事なんでしょうけど。
あとはまあ、仮想敵としての武藤カズキってのは現状維持なのかもしれんが。ヴィクター化したカズキに対して有効な戦略ならヴィクター自身にもある程度は有効だと思われるんでそういうのを研究する意味でのカズキからっちゅー事なのかもしれんしな。

:ところで、ヴィクターI〜III型という原子力潜水艦は存在したそうですよ?詳しくは知りませんが。

:このブラボー達が言う「七年前の任務」って、3巻に出てきた斗貴子さんの過去の事件の事…だよね?
もしかしたらこっちも物語りに絡めてきましたか?本当に容赦なく展開してくマンガだなー。
あー、ちなみに。
「なんだアノヤロウ まだ引き摺っているのか」
「そんなんじゃヴィクターと戦う前に
 死んじまうぜ」
の火渡にちょっと萌え、てか見た目凶悪っぽくてキツイ性格してそうなのに何気に実は他者に対しての気遣いが出来るような人だと良いなァ、とか妄想炸裂。
ところで火×防とかありですか?<そっち系のネタはやめとけ…。

:…さあ、きましたよ。とうとうきましたよ。
話数的には実は間に5話しかなかったんですけど、本当に待たされた。待ち焦がれた、彼が…裏ヒロイン(ヲイ)がとうとうきましたよ!
てなわけでパピヨン再登場!いやっほー。2コマだけなんだけどさ、実質。
てかマジに今回は豪華過ぎるよ、もう盛りこみ過ぎだよ、ワッキー。

ちゅーわけで、ここで桜花先輩がパピヨンに助力を求めにまいりました。
「武藤くんのために
 パピヨン
 あなたを利用しに来たの」
…この、黒い笑顔がたまらん。さすが腹黒姐さん、萌え。
そしてパピヨンは修復フラスコの中にいるんですね、てか47話でブラボーがパピヨン見逃した時に「おいおい、パピヨン人食いするんじゃねーのか?いいのか?」みたいな事を結構言ってる人多かったんですが、それに対しての回答がここでくるとは思いませんでしたよ。
確かに修復フラスコで回復するなら人食いしないでも済むもんな、上手いことやったもんだ。
そしてこの修復フラスコの中で本を読むパピヨンがなんかすっげーカッコいいんですが!アンティークなチェアといい、書斎っぽい背景といい、似合いすぎるんですけど!
どうやってフラスコの中に椅子とか本とか持ちこんだんだよ、とかツッコミ厳禁。素敵なんでオールオッケー。
まあパピヨン&桜花先輩組に関しての動きは次回へのヒキなんですが、いやーまさかこの二人が手を結ぶ事になるかもなんて思いもしませんでしたよ!すっげー。

:これでカズキと斗貴子さん+剛太くん組、カズキを狙う『再殺部隊』、そしてパピヨン&桜花先輩組の三つ巴になりましたな。
もうね、まさかたった一話でココまで大きく話が展開するとは思いもしませんでした。
そしてとうとう和月先生が風呂敷広げてきたな!と嬉しくもなったんですが。
でも再殺部隊という『対人戦』がメインになってくるとなると、カズキはきちんと戦えるのかなァ…という不安も微妙にあったりなかったり。
まあとにかく、今回丸々カズキ意識無しだったんでそういう意味では寂しかったんですが。でもその他が派手ちゅーか豪華っちゅーか、なんか凄かったんで素直に楽しんでおきます。
でも次回はカズキ意識を取り戻してるかなァ。取り戻しても沈みこんでそうでそういう意味で切ないなァ…。

:以下、妄想というか戯れ言。
個人的に錬金戦団が一枚岩じゃないといいなーとか思うのですが、てか戦団内部でもヴィクターIIIの存在を『再殺派』と『利用派』にわかれてたりしたら面白いなーとか思ってたりするんですが。対ヴィクター戦に関していうなら、ヴィクターIIIの存在は相当に利用価値があると思いますのよ?
…いやまあどっちにしろカズキにとっちゃ迷惑な話ですが(てか私はカズキに幸せになってもらいたいのか迷惑をかけたいのかようわからん妄想ばかりしてるよなぁ、てか最終的に幸せになる事前提での鬱展開はそんなに嫌いじゃなかったり…ゴメンよ、カズキ)
そして、なんとなーくカズキと千歳さんが1対1で出会うような状況になったら面白いなーとか思ったり。
しかもきちんと『命を狙われてる存在』と『命を狙う存在』として認識してる状態で。
しかもその状態でありながらもワケありで(もうワケはどんなんでもいいや)一時的に手を結ぶ状態になるとかそんなんあったりしたら激しく燃えるんですが!
んで、別れ際に千歳さんが
「さようなら、武藤くん
 あなたとは、もっと別の形で出会いたかったわ」
とか言って微笑んでくれたらたまらんのですが!!
イメージ的にはパンツァードラグーンアゼルでエッジとアゼルが最初に協力したあとの別れのシーンみたく、てかアレは恋愛フラグが立ったシーンなんでまるで一緒も問題ですが。
ちなみに千歳さんとカズキンのカップルとかは無しの方向で。あくまでも敵で年上のお姉さんだから燃えるのよー。
てか千歳さんはやっぱブラボーの元彼女とかの方が燃えるな、うむ。

追記分:
ブラボーの思惑がやっぱわからんのですが、ただ前回なんだかんだで斗貴子さんがカズキを追いかけるのを見逃したり(蹴りはいれたけど、でもあとから剛太くんも追っかけてるからなんだかんだでカズキ引き上げるのは読める展開でしょ?)今回の火渡や千歳さんとの会話でカズキを海に棄てたって事しかでてない事とかから考えるに、ブラボー的にはその辺の事折りこみずみだったんじゃないのかなーとか思うのですが。
なんだかんだで最終的にはカズキの事に決着つけなくてはならないまでも、今の時点で積極的に殺そうという意思はなかったんじゃないかなーと…あー、でもとどめはさしてるんだよなァ。一応。
でも生死の確認をしなきゃならん、って事から考えるにやっぱ見逃す意思もあったって事なのかなぁ。
カズキ寄りの心理としては、お願いだからせめて時が来るまでは見逃してあげてって気持ちなんですけど。じゃあ戦団寄り…というか他者の視点からすると、カズキの危険性が上がった際に『なんであの時見逃した』ってな意見にもなりうるわけで、だからこそ火渡辺りは何がなんでもとりあえず危険性の少ない今の内にって立場なんだろうなーとか思うの。
だからこそカズキを見逃してあげて欲しいなーとか思いつつも火渡達の立場もわからんではないわけなのですが。
戦団的には100年前のヴィクターの二の舞を踏みたく無いっちゅー思いも強いだろうけどねぇ。