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武装錬金:第61話 Which is MONSTER
ああもう、ワッキーありがとう。蝶ありがとう。そんなわけで武装錬金感想。

さて、前回ラストで斗貴子さんの姿が見えなくなったところから。
動揺がもろ表面に出るカズキと動揺はあるけれどもすぐさま次の行動に移る剛太の違いが結構意外、何気に剛太できる子だよなぁ。初期のヘタレキャラの印象を書き換えなきゃかも、そろそろ。
そして斗貴子さんを小さくするだけ小さくして戦略的撤退の円山、つーか風船に乗って撤退ってなんちゅーメルヘンな。んでも風船自体は微速にしか動かないはずなんで剛太のモーターギアで攻撃すれば結構勝てる気が…とか言っちゃいけませんねそうですね。
まあ今は円山よりも斗貴子さんの方が重要なんですが。

ていうかまあ、剛太がカズキの事を苗字で呼んでる事にちょっとときめいたんですが!そうですか、「剛太」に「武藤」ですか。
いや、なんか、ちょっと…いいよね。仲が良くなって剛太がカズキの事を名前で呼ぶようになるってのも萌えるけど、このまま苗字呼びってのもときめくし。どっちも捨てがたいね、うひひ。
(ゴメン、ちょっと本当にこの二人の事となると妄想フィルターかかり過ぎちゃって冷静な判断ができなくなりますよ)

斗貴子さんサイド、風圧に飛ばされて川を流されたわけなんですが。
水も滴る良い斗貴子さんですか、水に濡れた髪を振るう斗貴子さんの綺麗さにドキドキですか!
ああもう、斗貴子さんはやっぱ美人だわーと再確認。そりゃカズキじゃなくてもドキドキするよ!でも最近はへそ凝視のイメージしかないが。
ちっちゃくなっちゃったミニ斗貴子さんは包帯を服がわりに装着、んでもベタにぐるぐる巻きにしないでちょっと緩やかな妖精っぽい着方(どんな表現だ)ってのがなんか可愛いわー。体のラインが変に強調されるとかそんなんがない分非常に上品な感じ。やるなワッキー。
そんなちっちゃな斗貴子さんの前に現れたのは…ってココにゴゼン様持ってくるかワッキー!!この鉢合わせのコマありえねー、すっげー好きなんですけどこのコマが。
しかしまー、なんか比較対象があると本当に斗貴子さんちっちゃくなったんだなーと再確認。
んで、ゴゼン様がいるっちゅー事は…てなわけでパピも登場。まさかパピヨンが斗貴子さんと合流するとは微塵も思いもしませんでしたよ!マジに意表をつかれましたわ、この展開にゃ。
斗貴子さんをひょいとひっつかまえて「随分とまた貧相な」ってのは…えーと、胸?…ごふっ!<桃宮さんはこの文章を書いた直後何か鋭利な刃物に後ろから突き刺されたようです。
…いやそのえーと、ああそうだそうだ!桜花先輩の「ちっちゃい…」という呟きはやっぱ胸を…がふっ!!<再び何か鋭利な刃物に省略。

カズキの携帯に斗貴子さんからの連絡ー、ちゅーかこれってパピの携帯からなんだよね?わざわざ携帯を蝶々柄で飾ってるところがパピらしくていいわー。つーかああいうステッカーとかあったら私も飾りたいわー。
てかカズキの携帯の番号をパピヨン知ってたのかしらん?もしくは斗貴子さんが暗記してたとかかしらん??
いやまあそこはともかくとして、パピの「力を貸してやろう」「感謝して敬え」とか斗貴子さんによるパピのカズキに対しての感情の考察といい、この辺の展開はすっげーパピカズだなー(ヲイ
感謝して敬えのコマとか、パピヨン本当に良い顔してるもんなー。なんかカズキにちょっかい出してる時のパピは幸せそうだ、てか楽しそうだ。
てかきっと楽しいんだろうな、カズキにちょっかい出してるのが(本人に自覚あるなしはともかくとして、その辺の考察を真面目にやってみるのも面白そうなんでそのうちやろう。うん)

そんで、剛太。
カズキも桜花先輩(てかゴゼン様)とパピを説明するのに「元・信奉者と」「人型ホムンクルス」ってだけなのはちょっと色々な部分を省略し過ぎてるかとは思うんですが。
んでまあそんな簡略化された説明だと流石に剛太も不安になるっちゃーしゃーないんですが。
でも、ココでのカズキに対しての本気の化物扱いは(心の中の声であったにしろ)切ねー…そんなに毛嫌いするなよー…。カズキ良い子なのになぁ。
多分にこれ、この後の犬飼の事がなければ一人で斗貴子さん探しに行くつもりだったんじゃないかなー。
そんな剛太の足元に核鉄一つ…XCII?ちょい番号解り難いけど。
そして、虫の息の犬飼の姿。
…や、ジャンプでここまで死にそうな姿ってちょっと最近じゃ見なかったわ。なんかこの縦にぶち抜きのコマが凄い印象深いなぁ…。
「殺す気で攻めて来たんだ
 殺されても文句はないだろ」

「止せって」
「そこまでするコトないだろ」

この二つの対比、自分の命を狙ってきたものすらも救おうとする意思。
ある側面から言えば、カズキのやり方は甘過ぎるとも言える。ココで情けをかけた事によってより不利な状況を招き寄せた可能性もある。
犬飼が助かる事ってのはカズキたちの情報がより再殺部隊に伝わるだけなのかもしれない(いや、円山が既に戦略的撤退かましてるんで斗貴子さんの事とかある程度は伝わって行くんだろうけど)命懸けの逃避行ならばその痕跡はできうる限り隠すのが必要な気もするし。
そういった側面から見たら、戦士としての判断としては剛太の方が正しいのかもしれない、しれないけれども…。
カズキが、カズキである限り、ここで犬飼を助けてくれて本当に良かった。
いや、ここで犬飼を見殺しになんかしないからこそカズキはカズキであり続けれるんだと思う。

「人を殺すための力じゃない」
「人を守るための 力だろ?」
…己が人に害をなす存在へと変異してしまうかもしれないからこそ、そんな自分へと言い聞かせるかのようにも思えるのです。
今のカズキはこういった時に何気に覚悟が見え隠れしていて、ちょっと…辛い。
感情を押しこめて、自分の思いを閉じこめて、泣き言も弱音も言わずに、ただ前を見据える姿が切ないのですよ。
だからこそいつか感情の決壊が起きるんじゃないかな、という気もするんだけどね…その時の感情の吐露の相手が斗貴子さんなのか剛太なのかパピヨンなのか。個人的に剛太希望。
つかまあ、この中じゃ剛太が1番ありそうな気がするけど。そうしてこそ剛太が本当の意味でカズキを理解できるような気もするしね。

んでも犬飼の思いの他の潔さとかも結構良かったかなー、惨めな敗北よりは死を選ぶ潔さなんかちょっとビックリだよ。
でも、生きてて良かった…本当に良かったよ。
まあ流石にこれが犬飼仲間化フラグ?とかは思わないけどねー。
犬飼にゃ何気にカズキ達のあとを追いかけてもらいたいけどな、また戦うかどうかはともかくとして。

そんなカズキを見ての剛太の困惑。
今まで蓄積されてきた錬金戦団内での価値観、それは酷く単純な「敵は殺す」というもの。
たしかにそれは戦士としては当たり前の事で、下手な情けが入らない分強力な力ともなりうる。
けれども、そんな剛太の内に形成された価値観とはあまりにもかけ離れた普通の少年として育ったカズキの価値観、例え敵であろうとも全ての命を救おうとするあり方。
剛太の中に新たな価値観がカズキによって生み出された時にこそ、剛太とカズキは仲間になれるのかなー。
ちゅーかまあ、今回のラスト見て思わず「立った、立ったよ!フラグが立った!」とか思ってしまったのは秘密だ。
そのフラグっちゅーのがカズキと剛太の握手へ向けてのフラグだったりするのは口が裂けても言えない。
てか、早くカズキと剛太は仲良しさんになるべきだ。握手が楽しみだ。
そしてこのカズキと剛太が仲良くなる為のフラグがあまりにも嬉しくて思わずジャンプ4冊買ってしまったのは永遠の秘密だ、アンケート葉書全部書いたんで明日燃えて出してくるねー。
(てかまあ、最近わりと普通にジャンプを2〜4冊ペースで買ってるんだよなー…バカだ、自分)

さて、そんなわけで斗貴子さんはパピヨン&ゴゼン様コンビに合流してしまったわけなんでカズキと剛太二人旅になってしまうわけなんですが!!いや、ちょっと、うわーどうしよう。
なんかちょっと…来週がすげー楽しみだ、てかなんかこの二人が二人きりっちゅーのがどーしたら良いんだ、マジに嬉し過ぎるんですけど<だから落着こう、自分。
なんかこれを気にカズキと剛太のコンビ絵を描いてくれる人が増えるといいなーとかわりと切実に思っちゃったりしてるのは秘密だ。
てか自分ひとりで萌え燃えしてるのも流石に切ないんだ、みんなこのコンビに萌えてくれ。カプでもいいや、てか大歓迎(だから腐女子発言はやめい)
そーいや何気にこうやって本格的にカズキと斗貴子さんが離れ離れになるの始めてなんだよねー、てーかカズキと斗貴子さんが離れてる時ってだいたいがカズキが傷付いたり死にかけたりホントに死んだり…あ、いや、その。離れちゃダメジャン。
剛太、頑張ってカズキを守ってくれ(えー
てなところで〆。
来週はセンターカラー&人気投票順位発表!カズキ何位になるのかなー。

追記分:
やっぱり斗貴子さんとゴゼン様の鉢合わせのコマがなんか好きだわー。あと桜花先輩は笑いの沸点低いと思いますー。
パピヨンとゴゼン様にチビ斗貴子さんでなんかこっちの組み合わせが完全に腹黒色物トリオになっちゃってるんだよねー、濃いわー。反対にカズキと剛太がえらいシリアスな組み合わせになっちゃったのですが。
まあでも、カズキと剛太から斗貴子さんを離したのはこの二人の間を縮める為なんだろうけどねー。てか剛太がカズキを理解する為の状況作りなんだろうけども。
…今はただひたすらにカズキと剛太の握手イベントが待ち遠しいです。ドキドキ。
さあ、犬飼に再登場はあるのか!?その時にはどんな役割が与えられるのか!すっげー楽しみだー。
あと次回でりんご学園(正式名称書けよ…)に到着なんでショッカー?カズキと剛太の女装はありですか!?<ないから、きっとないから。